
千葉市消防士採用試験 基本情報
千葉市消防局では、ますます複雑多様化する各種災害に適切に対処し、市民の安全・安心を確保するため、消防庁舎・車両の整備、優秀な人材確保、地域消防防災の中核的存在である消防団組織の拡充など、将来を見据えた体制づくりをすすめています。千葉市内6区を管轄しており、管轄面積は271.78平方キロメートル、消防職員は923名となっています。本部機構は3部9課1消防学校に分かれており、それぞれ総務部には総務課・人事課・施設課に加え消防学校が、警防部には警防課・救急課・指令課・航空課が、予防部には予防課・指導課が組織されています。加えて6消防署、19出張所、5特別救助隊が設置されています。重点事業方針として、「各種災害に対応するための消防組織体制の整備」「市民の安全・安心を守る消防活動体制の充実強化」「社会情勢等の変化に対応した火災予防対策等の推進」を掲げています。消防士採用試験に合格したあとは、消防の基礎を学ぶために、千葉市消防学校で初任教育を受けます。職員としての人格を形成し、業務を行うために必要な専門的知識および技術を修得するとともに、これらを十分に発揮できる健全な心身を育成することを基本としています。

千葉市消防士採用試験 募集要項
令和3年度
募集人数(上級:大学卒程度) |
25名(行政20名、建築・電気・化学5名) |
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第1次試験 |
試験方法 |
教養試験 専門試験(行政以外)体力検査 |
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日程 |
令和3年6月20日(日) |
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第2次試験 |
① |
試験方法 |
適性検査 |
日程 |
令和3年7月9日(金) |
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② |
試験方法 |
論文試験 |
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日程 |
令和3年7月17日(土) |
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③ |
試験方法 |
面接試験 |
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日程 |
令和3年7月20日(火)~8月6日(金)のうち1日 |
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試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験(行政)100点 教養試験(行政以外)80点 専門試験(行政以外)120点 体力検査200点 |
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第2次試験 |
論文試験50点 面接試験150点 |
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募集人数(初級:高校卒程度) |
15名 |
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第1次試験 |
① |
試験方法 |
筆記試験 |
日程 |
令和3年9月26日(日) |
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② |
試験方法 |
体力検査 |
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日程 |
令和3年10月13日(水)、14日(木)のうち1日 |
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第2次試験 |
① |
試験方法 |
適性検査 |
日程 |
令和3年10月22日(金) |
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② |
試験方法 |
論文試験 |
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日程 |
令和3年10月30日(土) |
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③ |
試験方法 |
面接試験 |
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日程 |
令和3年11月4日(木)~12日(金)のうち1日 |
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試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験100点 体力検査100点 |
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第2次試験 |
論文試験50点 面接試験150点 |
千葉市消防士採用試験対策ワンポイントアドバイス
千葉市消防士採用試験対策のワンポイントアドバイスは、教養試験対策の場合には問題の出題レベルを調べることです。多くの場合、難しいことが問われていない事に気がつくでしょう。ただ中にはその場で解くことができるか判断できない問題もあります。いわゆる難問もありますが、その難問に合わせて勉強しないことが重要です。試験は100点を取れなければ受からないわけではなく、3割ぐらい落としても問題ないでしょう。もし試験問題の中で難問が3割未満ならばそれ以外の基本や標準問題で正解できれば合格することがわかります。
面接対策は特に重要で、教養試験で合格点を取ることができなかった場合でも面接で合格点を取れれば受かる可能性が高くなります。面接は、何を聞かれるかにより答え方は異なりますが、あらかじめ予想することができる志望動機の質問以外は、ある程度幅広く調べておくことが必要です。この点に関して過去の問題を入手したとしても、同じ内容のものが出題されることはまず考えにくいといえます。そのかわり、他の都道府県の消防士試験と類似の問題が出題される可能性はあるため、それらを調べておくと良いでしょう。
小論文対策は、問われている問題に対して自分の意見を述べるのではなく客観的な意見を述べられるようにワークを活用して普段から練習しておきましょう。

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