
栃木県警察官採用試験 基本情報
栃木県警察では、警察のあるべき姿を明確にし、職員が共通の認識のもとに業務を推進するため、業務運営の指針として基本姿勢および重点目標を策定しています。
「安全で安心なとちぎ」を実現するため、「正しく、思いやりを持って活動する(誠実)」「県民・郷土への慈しみを持って職務に当たる(仁愛)」「強さとしなやかさを兼ね備えた警察組織を確立する(強靱)」の3つを基本姿勢とし、これに基づいた7つの重点目標を定め、各種取組みを進めています。
令和3年4月1日現在の栃木県警察官の人数は3,429人です。
栃木県警察の本部組織は主に6つの部署に分かれています。
それぞれ警務部・生活安全部・地域部・刑事部・交通部・警備部と分かれており、これに加え、警察学校と県内19警察署が存在しています。
栃木県警察官として採用されると、宇都宮市内の栃木県警察学校に入校します。
警察学校では、同期の仲間とともに全寮制で生活し、第一線の警察官として活動するのに必要な知識、技能を学んだり、体力錬成に励みながら、一人前の警察官を目指します。
警察学校は自分自身が大きく成長できる場であり、また、仲間との絆を深める大切な期間でもあります。初めて見たり、聞いたりすることが多く、時には厳しい訓練もありますが、寝食をともにする仲間と、ともに笑い、ともに励まし合えば、乗り越えることができ、やがて深い絆で結ばれます。
栃木県職員として採用される方も、約1カ月間入校します。

栃木県警察官採用試験 募集要項
令和3年度 第1回採用試験
募集人数(警察官 大学卒業者) |
男性50名程度 女性9名程度 |
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第1次試験 |
試験方法 |
教養試験 作文試験(採点は第2次試験にて行う) 資格加点 |
|
日程 |
令和3年5月9日(日) |
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第2次試験 |
① |
試験方法 |
身体検査 体力試験 適性検査 |
日程 |
令和3年5月27日(木)、28日(金)いずれか1日 |
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② |
試験方法 |
口述試験 |
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日程 |
令和3年6月22日(火)~25日(金)いずれか1日 |
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試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験100点 |
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第2次試験 |
作文試験50点 口述試験350点 資格加点30点 |
令和3年度 採用試験(高卒)
募集人数(警察官 高校卒業者) |
男性12名程度 |
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第1次試験 |
試験方法 |
教養試験 作文試験(採点は第2次試験にて行う) 資格加点 |
|
日程 |
令和3年5月9日(日) |
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第2次試験 |
① |
試験方法 |
身体検査 体力試験 適性検査 |
日程 |
令和3年5月27日(木)、28日(金)いずれか1日 |
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② |
試験方法 |
口述試験 |
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日程 |
令和3年6月22日(火)~25日(金)いずれか1日 |
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試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験100点 |
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第2次試験 |
作文試験50点 口述試験350点 資格加点30点 |
令和3年度 第2回採用試験
募集人数(警察官 大学卒業者) |
男性5名程度 |
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第1次試験 |
試験方法 |
教養試験 作文試験(採点は第2次試験にて行う) 資格加点 |
|
日程 |
令和3年9月19日(日) |
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第2次試験 |
① |
試験方法 |
身体検査 体力試験 適性検査 |
日程 |
令和3年10月7日(木)、8日(金)いずれか1日 |
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② |
試験方法 |
口述試験 |
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日程 |
令和3年11月8日(月)~11日(木)いずれか1日 |
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試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験100点 |
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第2次試験 |
作文試験50点 口述試験350点 資格加点30点 |
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募集人数(警察官 高校卒業者) |
男性31名程度 女性6名程度 |
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第1次試験 |
試験方法 |
教養試験 作文試験(採点は第2次試験にて行う) 資格加点 |
|
日程 |
令和3年9月19日(日) |
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第2次試験
|
① |
試験方法 |
身体検査 体力試験 適性検査 |
日程 |
令和3年10月7日(木)、8日(金)いずれか1日 |
||
② |
試験方法 |
口述試験 |
|
日程 |
令和3年11月8日(月)~11日(木)いずれか1日 |
||
試験の配点 |
第1次試験 |
教養試験100点 |
|
第2次試験 |
作文試験50点 口述試験350点 資格加点30点 |
栃木県警察官採用試験対策 ワンポイントアドバイス
栃木県警察官採用試験は、年2回行われます。1回目と2回目ともに高卒と大卒と、柔剣道採用試験がおこなわれます。
だけどそれぞれの募集人員は違っていて、1回目は大卒を多く高卒は男性のみを少人数だけ採用します。2回目は大卒は男性のみで少な目で、高卒を男女ともに多めに採用し、柔剣道の特待生以外にサイバー犯罪部門の専門家も採用されます。
試験は1次で教養試験などのペーパー試験を会場で行い、2次では警察官としての職務を行うのに必要な身体検査と適性検査と口述試験でコミュニケーション能力を検査します。1次の教養試験は、警察官として必要な一般的知識と知能があるかを調べる問題が出題され、択一式の筆記試験で解答時間が120分で50題出題されて、100点満点で行われます。具体的な教養試験の出題分野は、大学卒の場合は社会科学と人文科学と自然科学と文章理解と判断推理と数的推理と資料解釈から出題されます。
2次試験は、800字程度の作文試験が60分で行われ、警察官として必要な文章力を調べます。身体検査では主に視力と色覚を中心に調べ、持病が無いか血液検査も行います。口述試験の点数が高く、集団面接が50点で、個別面接が300点満点で行われ、2次試験はほぼ口述試験で決まります。

栃木県警察官採用試験対策問題集
栃木県警察官採用試験の出題傾向を押さえた対策が取れる問題集です。栃木県警察官採用の教養試験情報をふまえた予想問題を取り組むことで、本試験での得点アップが期待できます。1冊に栃木県警察官採用模試が2回分収録されており、最短3日間で取り組めます。解答・解説がついていますので、自宅学習にも適しています。
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