市役所採用試験のコツは?教養試験の出題傾向は必ずチェック!

市役所採用試験の特徴 新教養試験も要チェック

市役所採用試験は、希望の自治体で市役所職員として働くために必須の試験です。近年では受験資格が幅広く設けられるようになり、これまでより多くの優秀な人材が受験する傾向になりつつあります。そのため難易度が上がり、以前よりも集中した対策が必要になっている試験です。

多くの市役所採用試験で実施されている「教養試験」の対策はもちろん、面接対策も必須です。知識だけではなく人柄やマナーも見られる市役所採用試験では、広い範囲にわたっての対策が欠かせません。

本記事では市役所採用試験について詳しく解説致します。

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市役所採用試験の詳細

市庁舎の外観

市役所採用試験では、多くの自治体で「教養試験」を用いた一次試験、論文・面接の二次試験が行われます。
論文は一次試験に組み込まれるケースもあります。試験日程は自治体ごとに決められていますので、受験を希望する自治体について調べておきましょう。

教養試験

教養試験は2018年から大きくリニューアルされ、受験する分野によって学歴、または学歴相当の学力があれば良いとされたため、受験資格の拡大が実現しました。

これにより、能力があっても学歴制限のため受験ができなかった人が、学歴を気にすることなく、能力さえあれば高難易度の試験に挑戦できるようになったのです。同時に採用側も、学歴がなくても優秀な人材を発掘できるチャンスが広がったというメリットを得ています。

教養試験は3つの部門に分かれています。自治体によってどの部門を試験に使うは事前告知で分かりますので、必ずチェックした上での対策を行いましょう。

StandardⅠ、Ⅱ

一般知能、一般知識の出題。偏りのない出題傾向。受験資格はⅠが大卒程度、Ⅱが大卒・短大・高卒程度。約60%の自治体で使われている。

LogicalⅠ、Ⅱ

一般知能、一般知識の出題。一般知能が重視される傾向。受験資格はⅠが大卒程度、Ⅱが大卒・短大・高卒程度。約30%の自治体で使われている。

Light

民間企業と併願したい人でも受けられる。難易度は高くない。

Lightタイプは令和5年度に廃止され、現在は新たにBESTが導入されています。詳細は「4月から導入「BEST」対策ならこの問題集!「試験範囲が分からない」を解決!公務員試験新傾向BESTを解説」をご覧ください。

それぞれの出題傾向

市役所試験ではStandard、Logicalのカテゴリーからの出題が多く見られます。

数的処理や文章理解、人文科学、社会科学、自然科学といった、いわゆる従来の公務員試験の知識や知能が問われる形です。前述の通りStandardとLogicalは出題傾向が違うため、自分が希望する市役所に応じた対策が必要です。

また上級試験では上記に加えて、専門科目から知識を問われる専門試験が実施されるケースもあります。その内容は法律系、経済系、行政系となっており、市役所職員として働くにあたって必要とされることが予想される内容です。

一次試験に通過すると二次試験に進みます。二次試験ではおもに面接が行われ、市役所の職員として市民と接するに相応しい人格であるかどうかをチェックされます。

【公務員試験サクセス】

<市役所採用試験・合格体験談>

大阪府 T・Kさん
実際の問題に近い、よくでる問題のみを集めた教材でした。

大きくリニューアルされた教養試験対策ができる教材を探して、公務員試験サクセスを利用しました。合格して振り返ると、実際の問題に近い、よくでる問題のみを集めた教材だったと改めて感謝です。

公務員試験要点解説講座は、基礎から学べて、自分で解かなくても良い点、音声解説なので活字が苦手でも取り組みやすいのがとてもよく、抵抗なく勉強できました。 判断推理と数的推理は、要点解説講座の90問ができるようになると、解ける問題が大幅に増えました。文章理解では、30問を終わるころには本文中にある答えの箇所を自分で見つけられるようになりました。このように、得点に結びつく解き方が沢山紹介されていて、自治体別の模試で高い点数を取れるようになりました。

ここまでのポイントまとめ①
市役所試験対策の決定版!StandardとLogicai両方に対応した問題集
面接・小論文も含む対策で、市役所職員への道を切り拓く!
公務員試験サクセス

市役所職員採用試験の受験対策を始める方・もう始めている方にも、以下の問題集が大人気です!

✅ 独学でコスパ良く対策したい
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✅ 願書や面接、人物試験に自信がない

市役所採用試験の特徴と対策

試験問題と解答用紙

市役所採用試験の特徴は、「大きな自治体の募集ほど倍率が低い」ということです。一方、小~中規模の自治体では倍率が一気に高くなるケースも珍しくありません。

これは募集人員の多寡が関係しています。大きな自治体ほど募集人員は多く、小~中規模の自治体ほど少なめです。自治体によっては募集人員が1~2名ということもあるほどで、ここに採用希望者が集まれば、倍率が高くなるのは必然といえるでしょう。

もう1つの特徴としては、「一次試験は比較的通過率が高い」という点が挙げられます。教養試験、場合によっては専門試験がありますが、自分に合ったレベルの自治体へ応募し対策をすることで、十分に一次試験の突破を狙えます。

つまり、市役所採用試験では、二次試験をかなり重視していると考えられます。市役所の職員は市民と接する機会が多いため、性格や対人スキルも重要だからでしょう。また、公務員として相応しい人物であるかという見極めも必要なはずです。

一次試験の対策は、やはり過去問を集中的にこなすことが一番です。とくに教養試験の範囲はどのランクでも非常に広いため、効率的な勉強方法を確立しなければ良い結果に繋がりにくくなってしまいます。

その点、集中的な過去問で対策する方法は、効率面においても効果的です。既に過去出題されているという事実は心強いものです。分からない部分は参考書を使いながら、コツコツ身につけていきましょう。何度も繰り返すことにより、自分なりの解法パターンが必ず確立します。

ただし、一次試験の対策に終始しているだけでは二次試験でつまずいてしまいかねません。

二次試験では面接があります。面接が得意という人には問題ないのですが、あまり自信がないのであれば、やはり対策を立てておいたほうが良いでしょう。面接対策をしている講座を取る、経験者に対策を聞くなど、できることはすべてこなしておきましょう。

ここまでのポイントまとめ②
一次試験は比較的通過率高め。自分に合った自治体を選んで対策を!
二次試験の面接に重点。公務員試験用の面接対策が大切!
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市役所職員になるためには準備の積み重ねが肝心

試験の成功は事前対策の積み重ねがもっとも効果的です。過去問集や参考書の活用はもちろん、模擬試験も利用し、可能な限り経験を積むことをおすすめします。

公務員試験サクセスの問題集では、各自治体の出題傾向を調査し、それに合わせた問題を作成しています。参考書や自分の力を試す模擬試験としても取り組むことができますので、一次試験の経験を積むにはバッチリな内容となっております。もし参考書にお悩みの方がいれば、取り組んでみてはいかがでしょうか。

市役所職員の年収・給与に関しては、当ブログの「市役所職員の年収・給与はどれぐらい?実際の金額を徹底調査」という記事に詳しく載っていますので、そちらも参照してください。


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