公務員試験の「時間が足りない」問題の解決法は?ミス予防の3つのコツ

公務員採用試験に合格するためには、まず一次の筆記を突破する必要があります。いざ過去問題を解いてみると…「時間が足りない、最後まで解けない」というお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?

合格を目指すためには、早めに解決しておきたいこちらの問題。公務員試験で時間が足りなくなる理由と対処法について、わかりやすく解説します。

公務員採用試験で時間が足りなくなる理由は「配分ミス」

公務員採用試験で、「時間が足りずにすべての問題を解ききれなかった…」と語る方は、決して少なくありません。

特に教養試験(基礎能力試験)は、問題数に対する試験時間が、非常にシビアに設定されています。試験の内容は志望先によっても異なりますが、出題数50問程度で120~150分の試験時間を設定されているケースが多くみられます。

仮に試験時間が120分であれば、1問当たりにかけられる時間は2.4分。複雑な問題も含め、すべての問題をこの時間内で解ききることは、難しいのが現実です。

とはいえ、公務員採用試験の対策をきちんとしてきた方にとって、「時間が厳しい」というのは周知の事実。急いで解かなければならないことを知っていても、本番で時間が足りなくなってしまう理由は、試験時間の配分ミスにあると言えるでしょう。

教養試験は以下の2分野で実施されます。

  • 一般知能(文章理解・数的処理)
  • 一般知識(社会科学・人文科学・自然科学)

このうち、問題を解くのに時間がかかるのは一般知能です。

一般知識は、その名のとおり受験生の知識を確かめる問題ですから、答えを知らなければ回答しようがありません。一方で、答えさえ知っていれば一瞬で回答を導き出せます。

一般知能は問題を読み、自分の頭で考えて答えを導き出す必要があります。特に数的処理は複雑な問題が出題されるケースも多く、「もう少しで解けそうなのに…」と粘った結果、想像以上に時間をロスしてしまいがちです。

先に一般知能問題に取り組んだ場合、一般知識の問題にまで手が回らない!という事態に陥ってしまう可能性もあるでしょう。

受験する試験を決めたら、時間配分についてもぜひ意識してみてください。自分自身の得意分野・不得意分野を踏まえた上で、どの分野・科目にどれだけの時間を費やすのか、目安を決めておくだけでも大丈夫です。

時間が足りなくなるリスクを低減できます。


ミスを防ぐための3つのコツ

時間配分を意識していても、どうしても時間が足りなくなってしまう…という場合には、以下の3つのコツを意識してみてください。時間配分ミスを防ぐためのポイントを紹介します。

数的処理にかける時間は最大でも半分

多くの受験生が時間配分をミスする原因になるのが、数的処理です。

「絶対に解こう」という強い意志を持っている人ほど、数的処理でつまずきがちです。複雑な問題になると、「10分以上かけても解けない」という問題も少なくありません。

すべての問題に目を通そうと思うのであれば、数的処理にかけられる時間は、最大でも試験時間の半分までです。試験時間が120分であれば60分、150分であれば75分を持ち時間と捉えてください。

この時間を使い切ってしまったら、次の科目の問題へと進みます。最後まで解いて、もし時間が余ったら、再度数的処理に戻ってきましょう。

難問は「避ける」のがベスト

公務員採用試験で、すべての問題を確実に解くのは無理です。

試験範囲は広大で、複雑で難しい問題が出されるケースも珍しくありません。難問にぶつかってそこに囚われてしまうと、それも時間配分ミスの原因になります。

公務員採用試験には「難問」も含まれていますが、「簡単な問題」も決して少なくありません。難問にばかり気をとられていて、簡単な問題に手が回らないのはもったいないこと。

解けない問題はいったん飛ばして、解ける問題を確実にとっていきましょう。公務員採用試験は6~7割程度取れれば、合格ラインに到達できます。「できない問題があるのも当たり前」と捉え、より確実に得点できる問題を探してみましょう。

とにかく経験を積んで慣れること

時間配分の大切さを知っていても、模試になるとうまくできない…という場合に、足りていないのは経験です。

知っているからといって、すぐに実践できるとは限りません。本番と同じ形式で問題を解きつつ、自分なりの感覚を掴んでいきましょう。

何度も繰り返していると、「数的処理に時間を使い過ぎた」「そろそろ一般知識にいかなければ間に合わなくなる」など、感覚で時間がわかるようになってきます。事前に練習を積んでおけば、「本番で緊張して実力が出せなかった」なんてことにもなりません。できる限り多くの練習を積んでおきましょう。

普段の勉強から自分なりの時間配分を身につけておこう

公務員採用試験、特に教養試験においては、短い時間内に大量の問題をこなす必要があります。何も考えずに試験に取り組んでいると、時間が足りなくなるのは当然と言えるでしょう。

だからこそ重要なのは、「時間が足りなくなる恐れがある」と認識して、事前準備を整えておくことです。科目ごとに目安時間を設定しても守れない場合は、より大胆に、捨て科目を作るのも戦略の一つ。

また「数的処理で目指す得点は〇点」と決めて取り組むのもおすすめです。目標をクリアできれば、気持ちよく次の科目へと進んでいけるでしょう。

どんな時間配分がベストなのか、判断できるのは自分だけです。普段の学習から、予想問題や過去問題を活用し、自分なりのペース配分を身につけていってください。