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安定した雇用を求めるなら「就職氷河期採用」の積極利用を

就職氷河期採用 求められる条件は?

バブル景気から一転して急落した就職難時期に、新卒での就職が困難となった就職氷河期世代。就職氷河期世代は、就職難の中、非正規雇用や無職とならざるを得ない状況が続出しました。その結果、ライフプランに大きな影響が生じ、不本意で厳しい経済状況や雇用環境で生活する人々が増加したのです。その試練を乗り越えてきた強さを持つ皆さんは、本来社会にとって欠かせない存在です。

そんな皆さんを応援するために、当記事では、「就職氷河期採用とは?」「就職氷河期採用が求める人材」について解説しています。就職氷河期世代への救済として、政府が当初2020(令和2)年度~2022(令和4)年度の3年間、就職氷河期採用に取り組みましたが、その期間がさらに2年間延長されることが決まりました。国家公務員、地方公務員の就職氷河期世代採用試験も2024(令和6)年度まで実施されます。まだまだチャンスはあるのです。ぜひ最後までご覧ください。

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就職氷河期採用の詳細

電話対応を行う男性

ロストジェネレーションと呼ばれることもある就職氷河期世代は、おおむね1970年代から1980年代に生まれた人を指します。現在の40歳前後が多く該当するでしょう。

就職氷河期そのものはバブル崩壊後の1993年に始まり、およそ10年続いています。この期間の有効求人倍率は1.0を割ることも珍しくなく、就職しようにもできない状況が続いていました。結果として派遣社員やアルバイト、日雇いなど、安定した環境で長く働けない、就労経験が浅いといった人が増えてしまったのです。

就職氷河期採用はこの世代の人々に安定した雇用環境をもたらすために施行されました。理解を示す企業の協力により、就職に恵まれなかった世代が救済される機会を設けたのです。

ただし就職氷河期採用に応募するには条件があります。該当の年齢であるからといって必ずしも応募できるわけではありません。

  • 就職が難しいと考えられる年齢に差し掛かっていること
  • 安定した就労経験が少ないこと

就職氷河期採用はこの2つが必須条件です。

一般的に35歳を過ぎると就職が難しくなるという社会の風潮に加え、バブル崩壊の頃に就職活動期が重なった人が対象です。自治体の募集では「昭和45年4月2日から昭和60年4月1日までに生まれた人」というように、分かりやすく記載されています。

安定した就労経験とは、「過去1年の間に正社員雇用がない、または過去5年間のうち合計1年以上正社員雇用をされていない」という基準で判断されます。就職氷河期時代でも就職し、順調にキャリアを重ねてきた人の転職としての利用は対象外です。

就職氷河期採用は施行当初はハローワークでのみ募集がかけられていましたが、現在は民間企業でも募集の告知・媒体への掲載が可能になりました。これにより、多くの求人が就職氷河期世代のもとへ届けられるようになったのです。

また、ハローワークでは就職氷河期採用専門の窓口が開設されていますので、専門知識のあるスタッフに詳しく話を聞くことができます。一般企業をはじめ自治体からの求人も出ていますので、スタッフのサポートを受けたい、公務員の募集を見てみたいという人は、該当世代の人は1度ハローワークを覗いてみると良いでしょう。

ここまでのポイントまとめ①
就職氷河期採用は、35歳以上で安定した就労経験が少ない人が対象
ハローワークなどで募集が行われ、専門窓口や自治体からの求人あり
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就職氷河期採用が求める人材

就職氷河期採用は、一般的に再就職や転職が難しい人への救済ですが、採用枠を設ける企業側にもこの時代独特の優秀な人材の確保ができるというメリットが注目されています。

この世代はアナログからデジタルに急激に移行する時代を経験しており、技術的にフレキシブルな感覚を有している人が少なくありません。いわば柔軟性をもって物事に対応できる人材が見られる世代です。

また、就職ができなかった環境でもアルバイトや派遣で生活を成り立たせてきた粘り強さ、忍耐力、辛抱強さに加え、就職活動や生活のために培った専門技術・知識をもった人材がいることも注目の理由です。

同時に、近年では慢性的な人手不足も懸念されています。中途採用や第二新卒の転職も増えてきた昨今、就職氷河期採用に企業が目を向けることも当然なのかもしれません。世代的に仕事に対するハングリー精神が期待できる人材が求められていると考えられるでしょう。

一方、就職氷河期を経験した世代は転職に対して及び腰になる傾向があるとも言われています。辛い記憶が自信喪失に繋がり、新しい環境への不安を感じることが少なくないようです。

そのような人のため、政府は令和元年に就職氷河期世代支援プログラムを制定しました。3年という期間限定になりますが、対象者がもつ就職・転職に抱きがちな不安を払拭できるよう、多方面からの支援を行っています。

公務員として働きたい、もっとスキルを磨きたい、社会で活躍したい、自身や家族の引きこもりの悩みを解消したいなど、このプログラムを活用することによって様々な悩みを相談できます。スタッフが伴走し、きめ細かなサポートを行うという位置づけのこのプログラムは、就職氷河期採用希望者にとって大きな助けになるはずです。

ここまでのポイントまとめ②
柔軟性や粘り強さを持つ優秀な人材を確保するメリットがある
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積極的に探せば道は見つかる

現在の仕事や子育てをしながら正規雇用に結び付くような資格の取得、企業のニーズに合わせた人材育成など、「出口一体型」のサポートが用意されています。転職への準備とともに自信をつけやすい態勢が整っていますので、就職氷河期を経験し、安定した雇用を求める人は積極的に利用してみてください。

いざ公務員試験対策開始!の前に、公務員試験の出題科目と、その傾向について事前に知っておくと、対策計画を立てやすくなります。下記の記事を読んでしっかり事前準備をして、効率的な対策を立ててから勉強に取り組んでください。


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