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公務員採用試験の「集団討論」はどのように克服すればいいのか

集団討論、何から対策する? 「流れ」を掴んでバッチリ攻略

公務員の採用試験は一般的に、筆記試験(1次試験)と面接試験(2次試験)の2段階に分かれています。2次試験の面接には、個人面接と集団面接がありますが、最近はもう1つの「集団討論」を行うケースが増えています。

面接カードの書き方や筆記試験、個別面接については対策本などが多く出ていますが、集団討論となると「どう準備していいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、集団討論の流れから、集団討論を克服するコツについて解説します。

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集団討論とはどういうもので、何が見られているか

ミーティングを行う男女

集団討論は、集団選考やグループディスカッションとも呼ばれるもので、何人かの受験生を特定のテーマに沿って討論させる形式で行なわれます。

集団討論は、もともと民間企業の採用試験で導入された方式です。人物を評価するために役立つことから、近年では多くの地方自治体で職員採用試験にこの方式が取り入れられるようになりました。

特に、国家公務員総合職やほぼ全ての地方上級試験の2次試験などで実施されていますので、それらを受験する方は対策が必須です。それ以外の方も、募集要項をチェックして、集団討論の有無をきちんと確認しておきましょう。

集団討論がどのように行なわれるかは自治体によって変わってきますが、事前にどのような形式で集団討論を行なうのか説明されるので,その形式に沿った対策をしておくことが大切です。

集団討論では、面接のように面接官から質問をされることはありません。その代わり、自分の発言や集団の中での役割分担ができているかなどが総合的に評価されていると考えておきましょう。

具体的な評価ポイントしては、以下のようなものがあります。

  • 貢献度:グループ全体に貢献できているかどうか
  • 社会性:グループの仲間と協調性を持って向き合えているか
  • 指導性:グループのメンバーや議論をコントロールできているか

これ以外にも、積極性や明朗さといった個別面接の評価項目も見られています。グループの中で貢献し、かつ、自分の意見をしっかりと発言するバランス感覚が要求されるのです。

【公務員試験サクセス】

<市役所採用試験 合格体験談>

宮崎県 M・Sさん
勉強の仕方が分からない人におススメ。自治体別問題集と願書ワークで合格!

初めは趣味を充実させながら安定して仕事ができるという理由から公務員を志しました。

しかし、公務員のことを知っていく中で、市民の暮らしをサポートをする、やりがいのある仕事だと心境に変化がありました。公務員の試験は、幅広くてどこから手を付けたらよいか分からず、先輩にアドバイスをいただき、紹介されたのが公務員サクセスの問題集でした。

どの自治体でも重視される説得力のある願書の書き方、志望動機のポイントなど、公務員試験の対策の流れが把握できて、すべきことが見えてきました。仕事と両立でしたが、限られた時間でも的を得た対策が取れたと思います。

勉強への仕方が分からない人は、周りの人に聞いてみるのも良いと思います。よき問題集とよき先輩に出会えて、合格でき、感謝です。

ここまでのポイントまとめ①
評価ポイントは貢献度、社会性、指導性など!
説得力のある願書が書ける「願書ワーク」、集団討論にも活きる!
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集団討論はどのような形式と流れで行なわれるか

集団討論では、多くの場合、受験者5~8人が1つのグループとなり、与えられた課題やテーマに対して討議を行なっていきます。

試験官の人数は3人程度ですが、試験管が発言をすることはほとんどありません。その代わり、常に受験生の様子を観察して評価しているものと考えておいてください。

集団討論は、以下のような流れで進んでいきます。

①テーマの発表

集団討論のテーマは、事前に発表されるものもあれば、当日、面接開始と同時に発表される場合もあります。

公務員採用試験における集団討論のテーマには時事問題や公共性の強い話題が多い傾向がありますので、日頃から新聞などを読み、幅広く時事や社会に関する情報に触れておいた方がよいでしょう。

②テーマに対する自分の意見をまとめる

テーマが発表された後には10〜15分程度、時間が与えられますので、その間に自分の意見をまとめておきましょう。

できれば、自分が導き出した「結論」だけでなく、「その理由」や「理由を補足する具体例」などを箇条書きで構いませんので書き出しておくと、あとで発表しやすくなります。

③集団討論開始

まずは集団討論におけるメンバーの役割を決めましょう。

役割としては、進行をする「司会役」、メンバーの意見をメモする「書記役」、時間配分を管理する「タイムキーパー」を決めておくのが一般的です。

議論に積極的に参加できていれば、それらの役割を担わない「参加者」でも大丈夫です。その場合は、先ほどメモしておいた自分の意見を「結論→その理由→理由を補足する具体例」の順で話せば論理的になります。

④まとめ・発表

討議時間が終わったら、最後にグループでまとめた結論を面接官に発表して、集団討論は終わりです。

ここまでのポイントまとめ②
テーマ発表→個人の意見整理→役割分担→討論→まとめ・発表の順で進行
司会、書記などの役割を担うか、積極的に議論に参加する!
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集団討議で試験官に好印象を与えるポイント

討議と言っても、他のメンバーの意見を否定したり、自分の意見を通すために他のメンバーを論破したりすることが目的ではありません。集団討論とはグループワークですので、ディベートとちがって、グループとしていかに合意形成を図るかが評価されます。

最終的にグループとしてどのような考えに落ち着くのかを求められますので、個人の主体性だけでなく、コミュニケーション能力や協調性、貢献性といった要素も評価の対象になるのです。

グループの中で、個々の受験者がどのような役割を担っているのか、面接官はそこに注目しています。単に自分の意見を言うだけではなく、リーダーの進行を助けながら、他の受験者との意見の違いを調整して、グループ全体の結論を導き出せるようなバランスのある態度が求められます。

また、自分が発言する時だけでなく、他の受験生が発言している間も、相槌を打ったりしながら、他人の意見を理解しようとしている姿勢を見せて、討論にしっかりと参加をしているアピールも忘れないようにしてください。

他のメンバーの話に、ていねいな態度で耳を傾けていれば、他のメンバーもあなたに向かって話すようになります。自然とあなたがグループで中心的な存在になり、発言をしていない間も前向きな態度が採点者から評価されるでしょう。


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