中途採用で警察官になりたい人が知っておきたい4つのポイント

やりがいを求めて、民間企業から治安課題に取り組む警察官を目指す方も多くいます。警察官になるには、採用試験に通るための学力のほか体力も必要です。転職に向け勉強を始める前に、警察官になる条件を確認しておきましょう。

今回は、転職活動中の方のために、中途採用で警察官を志望する人に役立つ知識や、年齢制限などの注意点をご紹介します。

中途採用で警察官に転職する際に知っておきたい4つのポイント

公共の利益のために任務を遂行する性質上、警察官には高い倫理観や公正を保つ努力が求められます。そのため家族などの身辺も、転職にあたりチェックされる特異な職場だと理解しておくことが大切です。

ここでは、中途採用で警察官を目指す方が知っておきたい4つのポイントを解説します。

1.採用時の給料

中途採用の場合は職歴が考慮され、新卒の初任給に上乗せされた給料を受け取れます。警察官は、地方公務員「公安職」です。そのため管轄する都道府県の規定により多少のバラツキがあります。「一般行政職」より、「公安職」である警察官には高い給料が出ているのが特徴です。

新卒採用時の初任給は公開されている一方、転職者の初任給は具体的な目安が示されていないことがほとんどです。ただし兵庫県の例をみると、正社員として5年間勤務した経験があれば、3万円ほど加算されるようですので、目安として役立ててください。

2.身辺調査がある

警察官として採用される前に、身辺調査がある点は把握しておきましょう。親や兄弟だけでなく、親戚まで調査されます。しかし採用情報を見ても、具体的に何を基準にして身辺調査が実施されているか明記されていません。国会でも法令に基づき能力と適性を見ている、とだけ答弁されています。

そこで目安となるのは法令です。警察官は「不偏不党かつ公平中正」であることが求められています。能力があっても身辺調査から適性がない、と判断されることも可能性としてあることを知っておきましょう。

3.警察官採用試験後に警察学校に入学が必要

警察官として採用されると、知識・技能・体力を身につけるため全員が警察学校へ入学します。入校する期間は、大卒で6か月間、大卒以外は10か月間です。家が近くても関係なく、必ず寮生活を送ることを知っておきましょう。集団生活が苦手だという人は、よく考えた方がいいかもしれません。

18歳から30歳程度のさまざまな年齢層が、一人前の警察官になるために一緒に学びます。柔道・剣道のトレーニングもあり、卒業までに初段の腕前になることがほとんどです。

4.しっかりした志望動機が必要

警察官には、法令・規則や職務上の命令を厳守する必要があり、自己を律する強さが求められます。そのため志望動機が「安定した給料や職業だから」では、評価を得られません。

「社会・地域に貢献したい」「市民の安心・安全を守る」といった熱意や動機を伝える内容にしましょう。志望理由を公開している地方警察もあるので、参考にしてみてください。

警察官の採用試験に関しては、当ブログの「警察官になるには採用試験に合格する必要がある!受験資格は?」という記事に詳しく載っていますので、そちらも参照してください。

警察官へ転職(中途採用)するための条件

警察官へ転職するためには、「年齢制限」や「身体的制限」をクリアする必要があります。ここでは、それぞれの条件についてみていきましょう。

年齢制限

中途採用で警察官になりたい人は、年齢制限に注意してください。18歳以上35歳未満であれば受験資格が与えられます。つまり30歳から警察官になることも夢ではありません。

身体的制限

地方自治体によって求められる身体要件は異なります。基本的に、職務遂行にあたり問題がないかどうかチェックされるものです。警視庁の身体要件は次のとおりです。

  • 身長:男性は約160センチ以上、女性は約154センチ以上
  • 体重:男性は48キロ以上、女性は45キロ以上
  • 視力:裸眼で0.6以上、矯正した場合1.0以上

ほかにも色覚・聴力・疾患・運動機能をみています。検査項目が変わる可能性もありますので、最新の「採用案内」を確認するようにしてください。

30歳から中途採用で警察官を目指せる

治安を維持するために働く警察官の職務は、犯罪捜査に関わることもありハードです。最近の採用試験では、人柄や経験を重視する傾向にあるため転職者は有利といえます。30歳以降でも応募できるので、前職の経験を活かして合格を勝ち取りましょう。